映画レビュー「け」


<ゲゲゲの鬼太郎(2007年実写版)>
 ジャニーズ事務所のウエンツ君が主演のごぞんじ「ゲゲゲの鬼太郎」です。猫娘役は、なんと田中麗奈である。しかもボスの妖狐さんが、あの小雪である。
 私は田中麗奈も小雪もファンであるから、これには非常〜に喜んだ。ぬりかべや一反木綿といった、妖怪たちもCGで甦り生き生きしておったぞ。

 作品自体は子供や家族でも見られる内容だけど、ドラマの設定もあまりリアルになると哀愁を誘う。だって、リストラか何かで酷い目に遭って死んじゃった父親が、子供のために妖怪の力を持った玉をなんかなんかしちゃうお話だもの(苦笑)。ラストで父親と子供が対面したときゃ、「ごめんな、父ちゃんのせいでこんな事になって…」てな感じで、そりゃー悲しいってもんですヨ。後ろのエキストラも本当の死人みたいだし。そういやアニメの鬼太郎って、昔から「うだつの上がらないサラリーマン」がで出てきたっけな。
 神秘の玉を狙う悪い狐さんたちも、ホントに怖いっす。仮面ライダーの悪役より怖い。でも演技は皆とても上手で、あちこちに豪華な役者が揃っていて、最後まで十分に楽しめますよー。

 ところでさ、田中麗奈が猫娘役なんだけど、超ミニスカートで登場するんだよ。
私は映画館で観てたけどさ、思わずペプシコーラを飲んでた手が止まったね!! 監督の要望で「できる限り短く」って指示が出たらしいけど、麗奈本人もこの歳でミニスカートはどうかと言ってたわな(笑) でも、個人的には万歳です。
 この監督には、これからも期待してしまう。


<ゲド戦記>
 ジブリの宮崎駿の息子さん監督作品。
よくわからんな、何じゃこりゃ??敵に会うたび、やたらと主人公が「ハッ…!?」という表情をするのしか覚えていない。本屋で買ってきた「バイクカタログ2009」の方に夢中になっていたから、なんともいえないが途中の挿入歌「テルーの唄」は良かった。特に改めて観直す気もない。
 ジャケットを裏返してみたら、作曲は「まっくら森のうた」の谷山浩子さんだった。主題歌も新居昭乃さん、なるほどね。以前NHKみんなのうたで新居さんが「まっくら森のうた」を唄ったことがあるね。
 あ、どうしても観たい人は、どうぞ…。


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