サイドカーに犬。 竹内結子さん主演の映画『サイドカーに犬』は、最近の日本の映画ですが、その中で女の子が 「私はサイドカーに乗った犬になりたい。まるで、いつも最初からそこにいたような…。」 と回想するシーンがあります。その颯爽と駆けるサイドカーに乗った犬の雰囲気がとっても素敵なんですよ。 数年前、アウトドア雑誌の「BE-PAL」で、我が家のキャンピングカーという特集がありました。 その中に、青いベスパのスクーターに自作のサイドカーを合体させて、犬と一緒に旅をするおじさまが紹介されていました。今でも私の手元にはスクラップした記事がありますが、愛犬家ならずとも「いいなぁ〜」と一種の憧れを抱いてしまいます…。 私が大学で多大な影響を受けた「ハーレー・ダビッドソンな先生」がいるのですが(笑)、3〜4年くらい前のハーレー100周年イベントに参加してきた際に撮ってきた写真に、自作の犬ぞりで大陸縦断の旅をしているオッサンがいました。 そのオッサンいわく、2頭のハスキー犬は「マイ・バディ…」 そう、相棒さ…。 大柄で、近くで見ると結構汚れた黒っぽい服装で、歳だってもう50才は過ぎているくらいのオッサン。 日本にいたら彼は間違いなくホームレスとか変人扱いされ、社会からは後ろ指をさされてしまうだろう。 でも、彼は良い大学を出て優良企業に勤めて、30歳には結婚して家庭を持ち、年金を積み立てて老後は最低2,000万円の貯金がなくてはいけない、なんていう常識は… Bull Shit!!(クソくらえ!) って蹴飛ばすだろうね! さすが自由の国、アメリカだなぁと感心した出来事でした。 フフフ…じつはね、私のカブにも犬が乗ることができるんですよ〜。 いつのまにか私のガレージに棲みついた子犬なんですけどね。 かつて、冒険家の植村直己さんは犬ぞりで北極圏を走破しました。 私も北の方角を目指して、「20代のうちに北海道へツーリングに行く」という夢があるんですが、そのときは私の相棒としてコイツを連れていこうかと思います。 <わんわん。> これが、ちょうど鞄にスッポリと収まるのですが… 「おーぃおぃ…なに勝手に鞄に潜りこんでるんだよ〜!」 猫じゃあるまいし、まったくも〜…。 仕方なく、そのままコンビニ・フックに引っかけてお出かけしますか〜。 これがまた見事にジャストフィットでして…。 いつも、最初からそこにいたような気がしています。 |
|