ケミカル用品の紹介。 この世に存在する以上、すべての機械は腐食や経年劣化から逃れることはできません。 だけれど、少しでも経年劣化を食い止めることは出来ます。 人類が生み出した化学の力で、それを克服しようというのが今回のテーマです。 ↓ いま使用しているケミカル用品を集めてみました。 左から順に紹介します。 <シリコン・潤滑スプレー> 超有名なCUREの「CRC5-56」は錆びついた金属には有効ですが、ちょっと強すぎ…。 ゴムには悪いし、うかつに軸受け部分に吹くとグリスを洗い流してしまうこともあります。 シリコンオイルは、ゴムやプラスチックを侵さないサラサラな潤滑スプレーです。 あまり臭くないので屋内でも使えて、200円と安いので2〜3本買っておくと良いですよ。 <ネジ留め剤> 緩むと困るネジを留めておく為の接着剤です。ミラーの付け根等に使えます。 カブは振動が激しいけれど製造コストも安いバイクなので、音振対策を補う意味でおすすめです。 <洗車ワックス> ウィルソンのプロックス・アドバンスという手ごろなWAXです。塗りやすいです。香りも、光沢も良いです。 最高級イエロー・カルナバ蝋にフッ素ポリマーを配合。コンバウンド(研磨剤)が無いものを選びます。 よほど古いウレタン塗装のクラシックカーじゃなければ洗車だけで十分なのですが、汚れが落ちやすくなるので半年に一度、入念なワックス掛けをします。 <CUREスーパーグリースメイト> モリブデングリスです。普通のよりスーパーなやつです。値段もスーパーになります(笑)。潤滑粘度の保持が必要な部分や、熱によるカジリ付き防止の為に、プラグのネジ部分に薄く吹きつけます。 <CUREスーパーチェーンルブ> これは素晴らしいです。一本買っとけ!!いつも自転車でお世話になってます。きっとカブや、すべてのチェーン式バイクに使えるでしょう。シールタイプのチェーンにも使えます。黄金色のシュワシュワ系の液体なのですが、普通のチェーンルブは青いそうです…。およそ800円。 <スーパーラストガード> 似たようなものが色々ありますが、強力な皮膜で錆びをガードします。でもベトベトしてなかなか落ちないので、目に見えないレッグカバー裏側の配線などに塗布します。ホーン交換後に塗布しました。 <ブレーキクリーナー> 通称ブレークリーンです。強力な汚れ落としです。ドロドロになった黒いオイルも洗い流してくれます。 何本あっても良いので、セール期間にまとめ買いをおすすめします。作業後、手の汚れも落とせます。 自転車のリサイクル活動をしていたときは、予算の都合で一番安いものを使ってましたが、CUREのものが一番よく落ちますね。 <ミクロセーム> ワックス洗車後の拭き取りに使います。繊維が毛羽立たないので良いですよ。 誰でも自分の愛車は、物置に放置された自転車のようにしたくないはずです。 錆びてから後悔しても遅いので、劣化する前に予防をしましょう。 |
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