09.03.31

シートのチェンジ!!(前編)

 私のカブは一通りカスタマイズを施して、予定通りに仕上がったのですが、あと少しだけやりたいことがあります。その一つが、今回挑戦する「純正シートの塗装」です。
 ヨーロピアンで上品なカブラにしていますが、ダークブラウンのタル型グリップに対して、純正シートの色が「ブラック&グレー」なのが気になっていました。これは、スーツを着用する際に「茶色の靴を履いているのに、ベルトとネクタイがコーディネイトをされていない」のと同じ状態だと思うのです。
だから、シートをグリップと同色のブラウンに交換するか、まだオールブラックの方が良いと思いました。

 シートの交換は長めの「ダブルシート」にすることで、タンデム走行(二人乗り)が可能になりますが、私のカブラだと曲線の美しいキャリアを外さなくてはなりません。「だからお前はいつまでもロンリー・ライダーなのだ」、と言われてしまいそうですが(笑)、確かに素晴らしい乗り物ライフをエンジョイするためには、一人しか乗れないシートは直ちに交換しなければいけないな、と思っています。。
 バイクはパーソナルな乗り物だ!と豪語していた気概はどこへ行ったのでしょうか…。
とにかく、まぁ…いつかはダブルシートに交換して、後ろに女の子を乗せて遊びに行くゾと前向きな未来を創造していきたいですね。

 余談ですが、かなり重要なヒントだと思うので書いておきますが、私の知る限り女の子のほうが一度バイクに乗ったら病みつきになってしまい、すぐに教習所へ通うケースが多いように思います。その理由は彼氏の影響というのもありますが、タンデムしてみたらハマッてしまうパターンが多いようです。これにならって、ライダー男子諸君は率先して女の子をタンデムすること!
タンデム走行には、ライダーの地位向上と人口増加に貢献する可能性が大いにありうると思います。

 さて、シートの話でした。
カブラでは、なかなか思うようなシートが選べないのですが、その中で「コレは!」と思ったものが、アウトスタンディングの「ミディシート」というものです。ダブルシートほどボッテリしておらず、純正シートの1.5倍ほどの丁度良い長さです。私の身長ではギリギリまで後ろに座っている窮屈な純正シートですが、ポジションに自由度が得られそうです。さらに、このミディシートには専用キャリアが付けられて、カブラのイメージを崩さずに、いざツーリングとなれば箱が装着できるカタチなんです。いずれは、このミディシートになると思います。

 今回は、50周年記念モデル用のダークブラウンのシートを取り寄せできれば、そうしようかとも考えたのですが、コストをかけずにやりたいので自家塗装することになりました。バイク屋さんに相談してみたら、革やビニールにも大丈夫な「染めQ」という塗料を教えてもらいました。さっそくホームセンターへGOです!



 左から2本がテロソン コーポレーションから発売している「染めQ」です。あとのは
エキストラです(笑)。
ミクロン単位で成分が染まるので、色が剥がれないそうです。サンプル生地をちょっと失礼して、爪でニャーニャー引っ掻いてみたのですが落ちる気配がありません。こりゃスゴイです!
見本の中から、最もイメージに近い「コーヒーブラウン」を購入しました(1,980円)。きっと、ジーンズで座り続けても大丈夫だと思いますが、心配なので「保護ツヤダシ」も購入しました(780円)。サンプルの肌ざわりもサラサラしていて良かったので…。

 いよいよ塗装です。
まず10mmソケットでシートを外します。マスキングや脱脂(中性洗剤とアルコールでゴシゴシ)します。
あとはプラモデルの塗装経験から「成功する見込みのない」スプレーをするのみです…。(汗)
 ええぃ、やっちまえ!



 今こそシートのChandeをするときです!!
 Yes,We Can!! Yes,We Can!!




>>つづきの塗装工程を見る。




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