チェンジペダルの滑り止め。 カブに乗るとき、いつもライディング用のシューズやブーツを履いていれば問題ありませんが、通勤・通学のために毎日駅まで通うとなると、スニーカーで運転することがあります。 本来ライダーの足元には、「くるぶし」まできちんと守ってくれるハイカットの靴が望ましいのですが、どうしても他の靴で乗らなくてはいけないシチュエーションがあると思います。 そうなるとまず心配なのが、雨の日のスリップです。 まずタイヤの滑りなどが予想できますが、もっと身近に起こる危険性は「ペダルが滑って起こる怪我や事故」ではないでしょうか? ちょっとしたアウトドアまでこなせる、普段は頼もしいスニーカーも何故かカブのペダルでは滑って仕方ないのです…。 <アディダス カントリー> 右足側のブレーキペダルは、足型ペダルカバーが付いていたので大丈夫ですが、今度は左足のチェンジペダルが滑って仕方ないので、早急に対策しなくてはいけません。 用意するものは、ハサミと厚紙と滑り止めシートです。 作成時間は約20分。かかった費用は105円です。 アルコールは念のためにシートを張る前の脱脂に使いました。 「滑り止めシート」は、ダイソーで探してきました。 もし、ザラザラや粘着面が弱ければ、強力両面テープでフォローした方が良いかもしれません。一応ペダルの側面まで広くシートが接するような設計にしています。4枚入りなので残りは自分用のスペアと、カブ盗難から復活した友人ひろきち氏のプレスカブにあげようかな…。 <完成> 以下、拡大写真です。 <フロント&リア> これはオススメです!! 何の変哲もない「純正ペダル」も、黒の「滑り止めシート」を貼れば、ご覧の通りカッコよくなります!! 全国のカブ乗りの方に是非とも試していただきたいチューニングです! 仕事でカブに乗る人はもちろん、趣味で運転する人にも、安全のために必ず滑り止め加工をしてほしいです。 手間なんてかからないし、たったの105円でここまで良くなるのだから…。すぐに百円ショップへGOですよ!! ベトナム系パーツで、スポーツチェンジペダルが売っていますが、風の噂によると先端のゴムが動いてしまうのだとか。そこでベンリィ純正のスポーツペダルが流用できるそうですが、カブのチェンジペダルは踏み込んだ方がフィーリングは良いだろうし、位置さえしっかり調整してあればカカトで自然にシフトダウンできると思います…。 後日談。 これは非常に都合がよろしい。余はまことに満足であった。 ところが、ちょっと遠乗りしてみたら踵側のシートが少々ズレてしまった。思っていたより負荷がかかっているようである。暑さのせいでシートの粘着力が弱くなっていたのも原因かもしれない。 というわけで、もっと側面まで回り込むように作り直して、強力タイプの両面テープで補強しようと思う。 |
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