サバゲーの銃を揃えるには？

16.09.18

サバゲーの銃を揃えるには？

　サバゲーを始めるにあたり、銃や装備品を揃えるにはどうするか。
限られた予算内で安く買えることはもちろんですが、どこで買うか？修理可能か？
　…といったことも大切です。電動ガンは玩具だし、サバゲーで激しく扱うと必ず壊れます。そうなったとき、修理のできる販売店に相談できると安心ですね。
通販でも安く買えますが、よそで買ったものを修理に持ち込むとなると、お店の人はあまり良い気分はしないというのが心情でしょう。もちろん、持込み修理可能なお店もありますから、そのあたりは生活圏内で調べてみてください。
　ただ、最近は変な改造をして自分で直せなくなって、お店に持ち込む人も多いので、お店の人も困っているケースがよく見受けられます。純正の状態で故障したもの以外はやりません！という所もあります。

　まれにハードオフなどのリサイクルショップで、掘り出し物が手に入ることもあるかもしれませんが、中古品はどんな使われ方をされていたかわからないし、作動不良が嫌になって手放された銃も多いです。店員さんも無知で相場がわからずに、べらぼうな値段がついていたり、あとで故障しても保障期間でないと返品できなかったりします。くれぐれも自己責任で。サバゲで使われた銃は大体汚れがひどいので、すぐにわかりますが、綺麗な銃ほど用心しないといけません。

　さて、いよいよサバゲーの装備を揃えるとします。
はじめに書いたように、好きなゲームや映画の格好があったり、独身で予算も自由に使えるならば、何でもお好きにどうぞ！
初期投資は必要ですが、それほど高い道具を買い揃える必要はありません。

　サバゲーをするにあたり、基本となるものはメインの電動ガンと、腰周りの装備類となります。ここでは精度が高く、故障も少なく、オプション品の豊富な東京マルイのスタンダード電動ガン（M4A1カービン系）を推奨します。ハンドガンも同じです。
　極論を言ってしまえば、これを使ってヒットやフラッグが取れないのは、自分の腕や戦い方に問題があると思った方が良いです。

←コルトM733コマンド

＞メインの銃を選ぶ…メインアームズと、サイドアームズ。
　主役となるアサルトライフルと、それが弾切れや故障したときに使用するサイドアームズの拳銃となります。特にこだわりがなければ、米軍の使用しているオーソドックスなM16系のアサルトライフルをおすすめします。特にM4A1カービンという、M16を少しコンパクトにしたシリーズが扱いやすいです。お店によっては中古で2万円くらいで購入できます。友達からもう少し安く買えれば理想的です。
　M16のM4カービン系をすすめる理由は、接近戦から遠距離まで万能に戦えて、マガジンポーチなどのオプション品が豊富に揃っているためです。また米軍の装備はいろいろ揃えやすいのです。予備のバッテリーと、多弾数300連マガジンが2本もあればもう十分です！
　多くの人が使っている機種なので、たとえば忘れ物や何かトラブルが起きたときに、仲間とマガジンやバッテリーを貸し借りできる利点もあります。有料フィールドのレンタル品でもMINIバッテリーなら大抵あります。

　HC(ハイサイクル)系や次世代電動ガンをおすすめしないのは、私がフィールドで見る限りですが、高いわりに給弾不良や故障・トラブルが多いからです。
　安物のレプリカ光学機器も、銃が重くなるし結構故障するので注意が必要です。中華製の電動ガンも同じ。個人的には、長くゲームで遊ぶには後の負担が大きいのではないかと感じます。

←H&K MP5 A5

　あとは、武装警察SWATなどがよく使うH&K MP5シリーズも、悪くないです。
軽量コンパクトなサブマシンガンで、とても動きやすいです。ただし、部品が弱い所があったり、200連マガジンの容量が少し心もとないので、弾切れや給弾不良を起こしやすく感じることがあります。威力も少しおとなしめですが、遠距離での撃ち合いを避ければ、十分活躍できるポテンシャルはあります。力のない女性や、電車でフィールドに行く学生などはスポーツバッグで運搬できるコンパクトさも魅力です。
マガジンポーチの種類が意外と少ないので、ダンプポーチに240連マガジンや400連ドラムマガジンを放り込む手もあり、かな？
裏技として、M16系30連ポーチに入ってしまうので流用する手があります。

　極論を言えば、電動ガンはどれを選んでも中身は同じようなものです。
ホースで水をまいてるのと同じなので、好きなカタチで選んでも構わないのです。
ただ、限られた予算で失敗したくない場合は、M4カービン系が間違いないです。

＞サイドアームズを選ぶ
　メインの電動ガンと多弾数マガジンが(500～600発分も)あれば、サイドアームズはそれほど使うこともないと思います。実際にゲームをしても、拳銃を一発も撃たずに終わることが多いです。なので、最初は予算的に厳しければ無理に買わなくても大丈夫です。
　もし腰周りが寂しいと心配で、お守りが欲しいなら、安価なエアコキ・ハンドガンを一丁持っておくのも良いです。単発ですが、どんなときでもBB弾さえあれば撃てる利点があります。射撃の練習にもとても良いです！

　連射のできるガス・ブローバックガンの中から選ぶとしたら、やはり個人的に米軍の使うベレッタM92Fやコルトガバメント系が、ホルスターなどのアクセサリーの種類が豊富で、射撃の基礎を学ぶにも良いと思います。他にもシグP226や、グロック・シリーズなど、代表的な軍用銃はどれもおすすめです。
　個人的には、沢山使うとガス代などランニングコストがかかるので、ゲームを沢山したい人ほどブローバックしないけれど、電動ハンドガンを使う方が良いのではないか？と思います。

　注意点は、収めるホルスターの種類が選べないマイナーモデルだと、あとで苦労します。良い刀は、良い鞘に収まってこそ…というように、ホルスター選びは重要なのです。
　私はいま電動ハンドガンのUSPを愛用していますが、ナイロン製のものしか使えるホルスターが入手できなくて苦労していました。カイデックス素材など、樹脂製のホルスターは素早く抜け、しっかりロックもできるので素晴らしいですが、田舎だと入手しづらかったりします。都内でも欠品が続くことがあります。

　あれこれ迷いたくなければ、ベレッタM92系。少しカスタムパーツなどでアレンジする余地が欲しいなら、ガバメントのハイキャパ。ガバメントのナロー系という、元祖・軍用銃のM1911系はマガジンの容量が少なすぎて、夏場しか満足に作動しないのでゲームに集中したければハイキャパ系をおすすめします。モデルガン的に鑑賞したり、射撃の奥深さなど実感するにはM1911系は永く愉しめます。

　ハンドガンは技術の習得に時間もかかりますが、どの拳銃にもそれぞれの個性があって、射撃の奥深さを最も深く味わえる世界があると思います。フィールドでいろんな人から評価を聞いてみたり、試しに撃たせもらったりして、自分の信じる一丁が見つかると良いですね。

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